有給を40日保有できることについて質問がありました。今回、当社で労働基準法の定めた通りに年次有給休暇を付与することとし、正社員の場合は、発生する年次有給休暇の日数は最大20日だと思っていました。しかし、年次有給休暇最大保有は40日という情報があり、どういうことか?と質問がありましたので、紹介します。

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こんにちは!

大矢社会保険労務士事務所の大矢です。

年次有給休暇について質問があり、回答としては、繰り越し分も含めると最大40日分保有することができます。

年次有給休暇の成立要件と日数について

年次有給休暇は、全労働日の8割以上を出勤することで、年次有給休暇を取得することができます。

 

週に5日以上勤務する労働者の付与日数は、表のようになります。

勤続年数 6ヶ月 1年6ヶ月 2年6ヶ月 3年6ヶ月 4年6ヶ月 5年6ヶ月 6年6ヶ月
付与日数 10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日

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年次有給休暇の繰り越しについて

発生した年次有給休暇を1年以内に消化することができなった日数については、その有給休暇はすぐに消滅してしまうというわけではありません。

 

そのまま有給休暇を残して、次の有給休暇が付与日がきたら決められた有給休暇が付与されることになります。

 

つまりは、使いきれなかった年次有給休暇というのは、次に繰り越されるということなんですね!

 

しかし、この繰り越しというのは、無制限に繰り越せるというものというわけではありません。

 

労働基準法には、「この法律の規定による賃金(退職手当を除く。)、災害補償その他の請求権は2年間、この法律の規定による退職手当の請求権は5年間行わない場合においては、時効によって消滅する。」(第115条)と定められており、年次有給休暇に関しても、この時効の適用を受けることになります。

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この労働基準法から繰り越せる年次有給休暇は1年分ということで、例えば、20日付与された年次有給休暇を1日も使わずに翌年の付与日を迎えるとどうなるかというと、20日+20日で40日の年次有給休暇を保有することになるのです。

 

40日分というとまとめて取ると1ヶ月以上になりますね!

 

労働基準法などの法律は最低限守らなければいけないルールということで、こうした計算ができますが、労働者に有利になるようにすることもできます。

 

有給休暇の日数を増やしたり、消滅時効を伸ばしたりすることは労働者に有利になるということで、できますが、逆に日数を減らしたり、消滅時効を短くするような労働者に不利になることはできないということです。

 

この消滅時効の規定が改正される可能性があることは、先日ブログで民法の改正に関する記事を掲載しましたので、こちらも確認していただければと思いますが、この改正に合わせて時効が2年から5年になった場合、繰り越せる年次有給休暇は5年分となり、最大100日の有給休暇を保有することができるようになるんですね!

 

これは3ヶ月以上の期間は、社員はお休みになってしまいます。

 

経営者さんにとっては、痛いことですよね!

 

こうならないように毎年、有給休暇の取得をするように指示することが必要になっていきます。

オススメ記事:民法改正の気になる主な改正内容とは?

まとめ

今回は、年次有給休暇の日数について質問がありましたので、ご存知ない方がいらっしゃるかもしれないと思い紹介させていただきました。消滅時効が2年という法律は労働基準法第115条で定められておりますが、民法の改正により、5年になる可能性があります。5年と仮になった場合は、20日を5年分貯めたとすると100日分の有給休暇を保有することになりますので、3ヶ月以上という長い期間お休みになることもあり得ます。こうしたことにならないように、毎年、年次有給休暇については、取得するように指示を出さなければ、有給休暇を消化しない社員も出てくる可能性があります。会社が休みやすい環境であるかも重要になってきます。こうした労務に関することは社会保険労務士にお任せください。お近くの社労士か当事務所までご相談頂ければ対応させていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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