会社で、社員の研鑽として資格取得を奨励しているところは多いのではないでしょうか?仕事で必要な認定資格の取得を義務付けていることもあるでしょう。その場合、自宅で学習しますが、この時間は労働時間になるのでしょうか?仕事用の資格取得ですので、勉強時間も労働時間と考えてしまいそうですね!どうなんでしょう?

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こんにちは!

大矢社会保険労務士事務所の大矢です。

梅雨に入りジメジメする時期となりましたが、いかがでしょうか?

洗濯物の生乾きのにおいが自分は苦手です。(-_-;)

資格取得の勉強時間は労働時間?

会社で自己研鑽や仕事のための認定資格を取得するということってありますよね。

 

ある会社では、その学習を自宅でeラーニングを利用して行うことにしました。

 

こうした場合、自宅での学習時間は労働時間として計算し、賃金を支払う必要があるのでしょうか?

 

この回答としては、基本的に賃金の支払いは不要であると考えられています。

 

もう少し細かく説明しますね。

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今回の場合では、義務付けられているのはあくまで資格の取得であって、eラーニングを利用した自宅での学習までは義務付けられていません。

 

そのため、自宅での学習時間は会社からの指揮命令を受けていないので、プライベートな時間にあたり、労働時間には当たらないと考えられます。

 

したがって、資格取得のための勉強時間に対して、賃金を支払ったり、別途手当を付ける必要はありません。

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しかし、もしこれが、例えば、「月に〇時間以上受講すること」といった義務やルールを設定しており、eラーニングの受講状況を会社へ報告するといった場合には、指揮命令を受けていない完全なプライベートな時間とは言えず、労働時間に該当してしまうという可能性があります。

 

自宅での学習なので、実際に学習していたかについては、自己申告のみでは明確には分かりません。

 

そのため、「受講状況を会社に報告させる」というだけであれば会社から指揮命令を受けていることにはならず、労働時間であると判断される可能性は高くないと思われます。

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しかし、「〇時間以上の受講」といった具合に義務付けているとそのことも考慮され、「勉強すること自体が業務命令であり、すなわち自宅での学習は指揮命令の下になされている」とされる可能性が高いと考えられます。

 

このように判断されれば、その労働時間に対する賃金を支払ったり、別途、勉強に関した手当を付けるなどの措置が必要となってきます。

 

また、業務命令で資格取得を義務付けている以上は、資格取得にかかる費用(eラーニングの購入・利用料金や受験費用等)は会社が負担する必要があると考えられます。

労働時間とは

労働時間というと、休憩を含めた時間と考える方もいるかもしれませんが、それは拘束時間といったりします。

 

労働基準法では、休憩時間を除いた実労働時間を指して労働時間といいます。

 

出勤して、仕事の服装に着替えるための時間も労働時間に入ります。

 

始業前の体操などが義務となっている場合は、労働時間に該当し、使用者は賃金を支払う必要があります。

 

もし、体操が義務ではないということであれば、使用者が労働者に賃金を支払う必要はありません。

 

使用者または監督者の指揮命令下に置かれているかどうかによって、労働時間かどうか判断されます。

 

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まとめ

会社で使用する認定資格の取得のために自宅で勉強した時間は労働時間になるか?ということですが、会社から〇時間以上と義務やルール化されている場合でなければ、労働時間には当たらないので、使用者が労働者に対して、賃金を支払う必要はありません。使用者や管理監督者の指揮命令下に置かれている状況であれば、完全なプライベートな時間とは言えませんので、勉強した時間を労働時間と判断する可能性は高まります。資格を取得したら取得した本人につくので、転職しても資格が使えることを考えれば、賃金を支払う必要はないと考えられます。こうした問題にお困りでしたら、お近くの社会保険労務士にご相談ください。当事務所でも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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