先日、業務上の都合で従業員に休業を命じ、休業手当を支払う旨を説明しました。休業手当は6割なので、手取りが減るなら有給休暇を消化したいと申し出がありました。社長としては、そうだなと思い、応じることにしたのですが、この判断は適切だったのでしょうか?と相談がありました。この判断は適切だったと思いますか?

スポンサードリンク

クリックして頂けると
大変嬉しいです\(^o^)/

あなたのクリックが私の元気!
順位が表示されるまで待ってね。

にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村

クリックありがとうございます。m(_ _)m

 

こんにちは!

大矢社会保険労務士事務所の大矢です。

天気が曇り空で気温があまり上がらずちょっとほっとしています。

週末、出かける用事があるので、天気が心配です(-_-;)

今度は、台風ですからね。

お気を付けくださいね!

オススメ記事:就業規則の不利益変更は従業員からの同意!?

休業命令と年次有給休暇について

業務上の都合により従業員に休業を命じて、休業手当が出ることを従業員に説明をしました。

 

休業手当では手取りが減ってしまうので有給休暇を消化したいという従業員からの申し出があったので、その申し出を受けることにしたのですが、この対応に問題はありましたか?ということですが、この対応自体に問題はあるということは言えないのですが、休業命令が先に行われた場合、本来であれば年次有給休暇を取得することはできません。

 

それはなぜかというと、年次有給休暇を取得できるのは、出勤義務のある日に限り取得することができるからです。

 

通常であれば、休日に有給休暇を取得したいとしても取得することはできないですよね。

 

日曜日を法定休日にしている会社に、日曜日に有給休暇を取得したいといってもできないということです。

 

当たり前のように思えることですが、この考え方によるものなのです。

 

では、休業の命令が出された日について、その日というのは出勤義務のある日ではなくなります。

 

出勤義務のある日ではなくなるので、結果的に、先ほど説明した考え方通り年次有給休暇は取得できなくなります。

オススメ記事:退職後の出産手当金と傷病手当金の支給額

スポンサードリンク

もし、先に年次有給休暇の取得の申請があった日について、会社が、年次有給休暇の取得する時季を変更する権利である、時季変更権を持っていますので、事業の正常な運営を妨げられる場合に限って、行使すること、つまり、年次有給休暇の取得時期をずらすことができますが、休業を命じるということは、その日にその従業員が勤務しなくても何も支障がないということになるので、時季変更権を行使することができません。

 

休業命令と年次有給休暇の取得申請は、先に行われた方が優先されるということになります。

 

原則的な考え方というのは、上記のようになるのですが、会社が休業命令を撤回してはいけないという決まりがあるわけでもありません。

 

今回の対応について問題があるかないかということについては、従業員の便宜を図り、休業命令を撤回し、年次有給休暇の取得を認めたということになり、特に法的から見て問題はありません。

 

しかし、全社的に休業を命じたとして、有給休暇の取得を申し出た一部のものだけ、もしくは、個別の休業命令であっても申し出をした者だけに、特別な対応をしたとなると公平性を欠いているように思われ、社内統制への悪影響について懸念されます。

 

今後は、休業命令を出す際には、前もって有給休暇取得の希望を従業員からヒアリングをしておくか、もしくは、原則通りに有給休暇の取得を認めないとするか、会社として方針をしっかりと決めておくことが良いかと思います。

オススメ記事:36協定や付加金について教えてください!

まとめ

休業命令を出した場合、その日の出勤義務はなくなるので、有給休暇の取得をすることはできません。しかし、従業員らの便宜を図り休業命令を撤回して、年次有給休暇の取得を認めるというのは、法的には問題はありません。しかし、社内統制ということからは、一部の者に特別な対応をしたとなると不公平となりますので、公平になるように会社としての方針を決めておくのが良いかと思われます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたのクリックが私の元気!
順位が表示されるまで待ってね。

にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村

クリックありがとうございます!

スポンサードリンク