取引先会社から協力金の要請がありました。理由は、広告・CM放映をするためだということです。これは、実質的には値上げになります。これは優越的地位の乱用に当たるのではないでしょうか?という話がありました。取引先からだとなかなか断るというのも難しいですよね。どうやって断るとトラブルなくいくのでしょう。

スポンサードリンク

クリックして頂けると
大変嬉しいです\(^o^)/

あなたのクリックが私の元気!
順位が表示されるまで待ってね。

にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村

クリックありがとうございます。m(_ _)m

 

当事務所のホームページから無料相談をしていただくことができます。

こんにちは!

大矢社会保険労務士事務所の大矢です。

優越的地位の濫用

取引先から協力金の要請があり、これは値上げになることから、これは優越的地位の濫用にあたるのではないか?ということです。

 

回答としては、取引先の会社が優越的地位を有しているということになると、協力金を求めることは、優越的地位の濫用にあたるといえる可能性があります。

 

優越的地位にある会社がその立場を濫用して、継続して取引する相手の会社に対して、自分の会社のために金銭を提供させるというのは、独禁法2条9項5号および公正取引委員会(公取委)のガイドラインで禁止されています。

 

例えば、百貨店などのちょっと大きめの会社や店舗が、その納入業者に対して、協賛金の提供を強要したり、従業員を派遣してもらうことを強要したりなどの行為は「優越的地位の濫用」とされています。

 

ただし、公取委は協賛金の負担に関しては下記のようになっています。

オススメ記事:64歳になると雇用保険料が免除!いつから?

協賛金の負担が優越的地位の濫用とならない場合

事業者が、催事、広告などを実施することに、取引の相手方に対し、その費用の一部を協賛金などの負担を要請することがあります。

 

こうした要請は、流通業者から行われるということが多いそうで、公取委の考え方によると、

「流通業者が商品の納入業者に協賛金などの負担を要請するのであれば、この費用を負担することが納入商品の販売促進につながるなど納入業者にとっても直接的に利益につながることがある。協賛金などが、それを負担することによって得ることとなる直接的な利益の範囲内であるものとして、取引の相手方の自由な意思により提供される場合には、正常な商慣習に照らして不当に不利益を与えることとならず、優越的地位の濫用の問題とはならない」

とされています。

スポンサードリンク

 

今回の話での取引先会社は、この点について主張しており、相談者が「優越的地位の濫用には当たる」と主張してもし要請を断ったときは、これには当たらないとして反論してくる可能性が考えられると思われます。

 

しかし、こうした「販売強化を図る為にメディアを利用した、CM宣伝、キャンペーン企画」がどの程度の費用を使用して行われるのか、また、その効果はどの程度会社に還元されてくるのか、この点について、全く不明確で、「直接の利益の範囲内」であることは取引先会社が立証すべきですから、本件では取引先がこうした主張を仮にしたとして公取委に受け容れられるか否かは不明確というほかありません。

オススメ記事:履歴書を誤って廃棄!?返却しないとダメ?

「優越的地位」に当たるための「要件」

そもそも本件における一番の問題はA社が「優越的地位」にあるか否かです。

 

「優越的地位」の要件は、明確に決まっているわけではありませんが、市場支配的地位、あるいはそれ
に準ずる絶対的地位にある必要はなく、取引相手方との関係で相対的に優越していれば足りると考え
られています。

 

公取委によると、甲の本件では取引先会社が取引先である乙の本件では自分に対して、優越した地位にあるというのは、乙にとって甲との取引継続が困難になることが事業経営上大きな支障を来すため、甲が乙にとって著しく不利益な要請等を行っても、乙がこれを受け入れざるを得ないような場合をいいます。

この判断にあたっては、

  1. 両者間の取引依存度
  2. 甲の市場における地位
  3. 乙にとっての取引先の変更の可能性
  4. その他乙が甲と取引することの必要性を示す具体的事実

と、上記を総合的に考慮して判断されるということになります。

オススメ記事:相続時精算課税?これはどういう制度?

まとめ

優越的地位の濫用についてですが、取引先会社と自社の関係を見たときに優越的地位を有しているということになると、協力金や協賛金を求めるという行動は優越的地位の濫用とみられる可能性があります。優越的地位の濫用にならないように注意していきましょうね。

 

当事務所のホームページから無料相談をしていただくことができます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたのクリックが私の元気!
順位が表示されるまで待ってね。

にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
にほんブログ村

クリックありがとうございます!

スポンサードリンク