無期転換権について言葉だけ知っているという方もいるかもしれませんが、契約社員、パートタイマ―、アルバイトの方には、知って頂きたい仕組みです。この無期転換権というのは、申し込まなければ効果が出ません。すぐに効果が出るというものでもありませんので、注意が必要です。経営者さんも、知っておきたい仕組みです。

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2018年度から無期転換化開始

契約期間が1年の場合

契約期間が3年の場合

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労働契約法19条の仕組み

  1. 同一の使用者との間で締結された2以上の有期労働契約の契約期間を通算した期間が5年超える有期契約労働者が
  2. 使用者に対して、契約期間満了までの間に、無期労働契約の締結の申し込みをすると
  3. 使用者が当該申込みを承諾したものとみなされて、契約期間満了日の翌日から労務が提供される無期労働契約が成立するとみなされます。

クーリング期間について

  • 自動的に無期契約になるわけではなく、無期転換権を行使する(使う)必要があります。自動的に正社員になるわけではありません。
  • 2018年4月1日から無期転換権が一斉に発生するわけではありません。2018年4月1日以降に締結した(更新した)契約が開始された時期から5年が経過すると無期転換権が発生します。
  • 無期転換権を行使しても、無期転換はその次の契約から始まり、すぐに(即時)に発生するわけではありません。
  • 通算5年を過ぎて契約を更新すれば、その都度、無期転換権が発生します。

 

トラブルになりやすい類型

    • 特別な理由のないまま正社員と同じ仕事、業務を期間雇用従業員が行っている場合
      →潜在的に不公平感を持っています
    • 平成25年以前から長期間更新を続けている期間雇用従業員
      →雇用継続に対する期待が強い場合が多い
    • 素行に問題がある期間雇用従業員
      →会社に対して報復や雇止めに対する報復で無期転換権が行使される場合がある
    • 業績不振リストラ型の雇止め
      →退職することは仕方がないと思うが、無期転換権を交渉材料として、退職金(解決金)を請求する
    • 日本に在留する必要がある外国人労働者
      →リーマンショック時に多発した派遣先への直接雇用紛争とは違いますが、構造が似ており、無期転換対象者は、無期転換ができたのに会社から無期転換権を得る前に雇止めされる場合。外国人は、文化が違うことから権利行使について躊躇がないことが多い。
    • 雇用が安定しいると思われる大企業など
      →大企業などの法人における雇止めはトラブルになりやすく、従業員が法人や長期雇用に期待をしているから。

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トラブルになりにくい類型

  • パートタイマーで収入が正社員より少ない場合
    →パートタイマーの収入だけで生計を維持していない場合が多いため。
  • 一概には言えませんが、人手不足の業界
    →再就職が比較的簡単にできると、話し合いで解決できる場合が多い。

無期転換制度で解決金の水準は上昇

経営者の方は、雇用リスクの増大になりかねないことで、頭の痛い話かと思いますが、これからは無期転換制度で解決金の水準は上昇していくことが考えられます。

 

今までは期間雇用のトラブルによる解決金は、低額で済んでいました。

 

しかし、無期転換権が発生した、もしくは発生する直前の従業員については雇止めトラブルはより深刻になり、解決金の水準も上昇する可能性があります。

 

雇用継続の期待が強ければ強いほどに金額は上昇し、訴訟のリスクも高まります。

 

皮肉にも良い会社ほど、長くそこで働きたいという想いがありますので、金額も上昇しやすく、ブラック企業と呼ばれる会社ほど、辞めたいので、金額はさほど上がらず済みます。

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まとめ

2018年度から無期転換制度が開始されます。同じ事業主に通算5年を超えると無期転換申込権が発生します。申し込まなければ、無期転換することはできません。無期転換権により、トラブルになったときの解決金は、上昇すると思われます。トラブルにならないようにするために、お近くの社会保険労務士にご相談していただければと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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