職場でのハラスメントの防止に向けて、前回は、妊娠・出産に関するハラスメントの内容を紹介しました。今回は、セクシャルハラスメントについてで、企業の取り組みが盛んに行われているのもセクシャルハラスメントです。しかし、取り組まない企業もあり、今回は、セクシャルハラスメントの内容をご紹介したいと思います。

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こんにちは!

大矢社会保険労務士事務所の大矢です。

職場でのハラスメントの防止に向けて②

5 セクシュアルハラスメントとは

「職場」において行われる「労働者」の意に反する「性的な言動」に対する労働者の対応により、その労働者が労働条件について不利益を受けたり、「性的な言動」により就業環境が害されることです。

 

職場におけるセクシュアルハラスメントには、同性に対するものも含まれます。

 

また、被害を受けるものの性的指向や性自認にかかわらず、「性的な言動」であれば、セクシュアルハラスメントに該当します。

 

性的指向とは、人の恋愛・性愛がいずれの性別を対象とするかをいい、性自認とは、性別に関する自己認識のことを言います。

 

「性的な言動」の例

  1. 性的な内容の発言

    性的な事実関係を尋ねること、性的な内容の情報(噂)を流布すること、性的な冗談やからかい、食事やデートへの執拗な誘い、個人的な性的体験談を話すこと など

  2. 性的な行動

    性的な関係を強要すること、必要なく身体へ接触すること、わいせつ図画を配布・掲示すること、性的な内容の噂を流すこと、食事やデートなどへの執拗な誘い など

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6 セクシュアルハラスメントをしないようにするために

セクシュアルハラスメントの防止については、基本的な心構えとして、次のことを認識してください。

  1. 性に関する言動に対する受け止め方には個人間で差があり、セクシュアル・ハラスメントに当たるか否かについては、相手の判断が重要であること。
    1. 親しさを表すつもりの言動であっても、本人の意図とは関係なく相手を不快にさせてしまう場合があること。
    2. 不快に感じるかどうかは個人差があること。
    3. この程度のことは相手も許容するだろうという勝手な憶測をしないこと。
    4. 相手との良好な人間関係ができているという勝手な思い込みをしないこと。
  2. 相手が拒否し、又は嫌がっていることが分かった場合には、同じ言動を決して繰り返さないこと。
  3. セクシュアルハラスメントであるかどうかについて、相手からいつも意思表示があるとは限らないこと。(セクシュアルハラスメントを受けた者が、職場の人間関係等を考え、拒否することができないこともある。)
  4. 場所が社外でも、職場の人間関係がそのまま持続する歓迎会の酒席のような場で、セクシュアルハラスメントは起こる可能性があること。
  5. 従業員のセクシュアルハラスメントだけに注意するのではなく、取引先など社外の人に対する言動にも注意すること。

 

7 セクシュアルハラスメントの背景になり得る限度について

「男らしい」「女らしい」など、固定的な性別役割分担意識に基づいた言動は、セクシュアルハラスメントの原因や背景になってしまう可能性があります。

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性別役割分担意識とは、男性は外で働き、女性は家庭を守るべきであるといった性別に基づく役割意識

 

  • 男のくせにだらしない
  • 家族を養うのは男の役目
  • この仕事は女性には無理
  • 子どもが小さいうちは母親は子育てに専念すべき
  • 結婚、体型、容姿、服装などに関する発言 など

 

このような言動は、無意識のうちに言葉や行動に表れてしまうものです。日頃から自らの言動に注意するとともに、上司・管理職の立場の方は、部下の言動にも気を配り、セクシュアルハラスメントの背景となり得る言動についても配慮することが大切です。

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8 セクシュアルハラスメント行為者等の責任

もしあなたがセクシュアルハラスメントの行為者になってしまったら・・・

行為者

  • 強制わいせつ
  • 障害、暴行
  • 損害賠償
  • 懲戒処分
  • 信用の低下
  • 家庭への影響

 

損害賠償の請求、罰金、社会的信用の失墜等・・・

個人としても、組織としても、多大な影響が生じる可能性があります。

会社

  • 使用者責任
  • 責務不履行責任
  • 適切な措置を怠ったことに対しての損害賠償
  • 社会的信用の失墜
  • 従業員のモチベーション低下

 

9 事業主が講ずべき措置

事業主は職場におけるハラスメントを防止するために以下の措置を講じなければなりません。

 

事業主が講ずべき措置

  1. 事業主の方針の明確化及びその周知・啓発
  2. 相談(苦情を含む)に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備
  3. 職場におけるハラスメントへの事後の迅速かつ適切な対応
  4. (妊娠・出産等に関するハラスメントの場合)
    職場における妊娠・出産等に関するハラスメントの原因や背景となる用意を解消するための措置
  5. 併せて講ずべき措置(プライバシーの保護、不利益取扱をしないことなど)

 

妊娠・出産等に関するハラスメントやセクシュアルハラスメントの問題は、加害者と被害者の個人間の問題ではありません。

 

会社にはハラスメントが起らない職場づくり、ハラスメントが起きた場合の適切な対応が義務付けられていますので、ハラスメントにあった人はもちろん、あなたが第三者の立場でも、会社が事実確認等の協力を求めた場合は、問題の解決のために協力してください。

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まとめ

セクシュアルハラスメントは、相手がどのように受け止めたかによって決まりますので、勝手な思い込みで性的な内容の言動をしないように注意しましょう。性的な言動で相手が不快だと感じれば、それは、セクシュアルハラスメントになってしまいます。日ごろからセクシュアルハラスメントにならないように会社も研修などで社員教育を行うことが大切です。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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